Fireタブレットでは、「SDカード」を利用して容量を増設することが可能です。
タブレット本体の容量はあまり多くなくても、SDカードを使えば大容量の動画や電子書籍を保存することができて便利なんですよね。
でも、どのSDカードを購入したらいいのか、どの容量を買ったらいいのか…と悩んでしまうこともあると思います。
ここでは、FireタブレットのSDカードのおすすめと選び方などをご紹介しますので、ぜひ購入の参考にしてみてください。
Fireタブレットで利用可能なmicroSDカード
Fireタブレットで容量を増やしたい場合は、通常のSDカードではなく、microSDカードを選びましょう。
microSDカードと通常のSDカードは以下のように大きさや見た目が違うので、誤って購入しないように気をつけてください。
おすすめのSDカードは、「Sandisk」のmicroSDカードですね。
Made for Amazon認証取得しているので、どのFireタブレットでも使用可能となっています。
「Fireタブレット(Fire、Fire HD 8、Fire HD 10)とAmazon Fire TVで動作確認済みのmicroSDカード」とHPに書いてあるので、安心して使うことができますよ。
私も使用してしばらく経ちますが、特に不具合などの問題もなくずっと使えています。
アプリやゲームを直接microSDカードにダウンロードして使うことができますし、フルHDの録画や再生もスムーズにできます。
Amazonには「使えなかった」というレビューもありますが、購入して使えなかった場合は初期不良の可能性があります。
認証が取得されているので、Fireタブレットで使えないということはまずありません。
「Sandisk」のmicroSDカードには10年間保証がついているので、もし故障していたら問い合わせてみてください。
Made for Amazon認証取得していないmicroSDカードは使えないのかというと、実はそんなことはありません。ちゃんと使えます。
ただmicroSDカードは、あまり安いものを選んでしまうと動画や電子書籍が見れなくなってしまうこともあるので、無名ブランドは選ばない方がいいですね。
Made for Amazon認証取得していないmicroSDカードを選ぶ場合は、できれば知名度のある日本のブランドのものを選びましょう。
ちゃんと使えるか不安になってしまう人は、Made for Amazon認証取得されている「Sandisk」のmicroSDカードを選んでおいた方が安心だと思います。
おすすめのmicroSDカード容量と価格
おすすめのmicroSDカード容量は、64GBか128GBですね。
Fireタブレットを利用する人は、AmazonプライムビデオやAmazonkindleを利用して、動画や電子書籍を楽しむ人が多いと思います。
その利用方法によって容量の選び方が違うのですが、一つ一つ見ていきましょう。
ちなみに、microSDカードの価格は以下の通りです。
64GB microSDカード | 3,040円 |
128GB microSDカード | 4,930円 |
自分の利用方法や価格をふまえて、どちらがいいか検討してみてくださいね。
Amazonプライムビデオ用のSDカード容量
Amazonプライムビデオは、映画やドラマやアニメが見放題になる動画配信サービスです。
自宅のWi-Fi環境下でmicroSDカードに動画をダウンロードしておくと、外出先でも動画が楽しめるのでおすすめですよ。
Amazonプライムビデオのダウンロード画質は、以下の通り。
画質 | 1時間あたりの容量 |
最高画質 | 5.8GB |
高画質 | 1.8GB |
中画質 | 0.6GB |
スマホやタブレットで視聴する場合、標準設定である中画質でも十分綺麗な動画を視聴することができます。
最高画質はテレビなどの大画面で視聴する時、高画質はパソコンで視聴する時などに利用するといいですね。
Fireタブレットで中画質で視聴した場合、以下のような容量になります。
1作品だけなら、そんなにたくさんの容量を必要としませんね。
Amazonプライムビデオのダウンロードの上限は25作品ですが、作品を25本フルでダウンロードしておくことはあまりありません。
見終わったら作品を消去すれば容量は減るので、そこまで大容量のSDカードが必要にはならないと思います。
つまり、Amazonプライムビデオをよく利用する人でも、64GBのmicroSDカードで十分ということになりますね。
毎日25本の動画をダウンロードしてる!というレベルでAmazonプライムビデオを利用しまくっている人なら、128GBのmicroSDカードを購入しておいた方が安心かもしれません。
Amazon kindle用のSDカード容量
Amazon kindleは、漫画や小説、雑誌などの電子書籍が楽しめるサービスです。
特に漫画を読むのに利用する人が多いと思いますが、実は動画よりも漫画の方が容量に影響することが多いんですよ。
漫画は1冊約30MB~50MBくらいの容量になります。
モノクロでこれくらいなので、カラーになると容量はもっと大きくなりますね。
32GBで700冊くらい保存できるようになっている計算です。
漫画もダウンロードした本を削除すれば容量を圧迫しないのですが、ダウンロードしっぱなしの人も多いはずです。
端末から削除して、読みたい時だけダウンロードするという人なら容量を気にせず使えますが、端末にたくさんダウンロードしておきたいという人なら128GBの方がいいでしょう。
漫画をそこまでたくさん買わない人なら64GBでいいですが、大量に購入してダウンロードしまくりたい人は128GBのmicroSDカードを購入してくださいね。
ちなみに小説はあまり容量がかからないので、大容量のSDカードは必要ありません。
雑誌は漫画より容量がかかりますが、雑誌を大量に買いまくる人は少ないと思うので、大容量のSDカードはそこまで必要にならないんじゃないかなと思います。
もちろん、たくさんの雑誌を購入する人なら128GBのmicroSDカードを選んでおきましょう。
種類 | 1冊あたりの容量 |
漫画 | 30MB~50MB |
小説 | 1MB~20MB |
雑誌 | 50MB~300MB |
おおよその目安として、これくらいの容量が必要になります。
選び方としては、以下のような感じになりますね。
電子書籍をたくさん買う予定のある人で、ダウンロードしっぱなしにしておきたい人は、大容量のSDカードを選んでおく方が安心ですよ。
microSDカードのFireタブレットへの入れ方
microSDカードのFireタブレットへの入れ方は、以下の通りです。
これだけです。
逆に取り出したい時は、microSDカードを奥に押してカチッと音がしたら、ゆっくり指を話すと取り外すことが可能です。
microSDカードが正常に挿入できていると、設定画面が開きます。
その際、「内部ストレージ」で利用するか「外部ストレージ」のどちらかを選択することができるんですよ。
推奨されているのは、「内部ストレージ」での利用ですね。
「内部ストレージ」は、デバイスの内部ストレージと同様に使えるため、microSDカードにアプリやデータや音楽などのコンテンツを保存することができます。
ただし、この「内部ストレージ」を利用すると他のデバイスでmicroSDカードを使うことができなくなりますね。
逆に「外部ストレージ」にすると、microSDカードを抜き差しすることができるので、microSDカードに保存したデータを他の端末に移動させることができます。
ただ、「外部ストレージ」にすると内部ストレージは増えないので、アプリなどのデータはmicroSDカードに保存できません。
アプリをたくさん入れて使いたい人には不向きですね。
どちらがおすすめかというと、基本的には「内部ストレージ」がおすすめです。
Fireタブレットは元々容量が多くない端末なので、アプリを入れると内部ストレージがあっという間になくなってしまうんですよ。
なので、SDカードを利用して内部ストレージを増やしておいた方が良いんですよね。
外部の端末にデータを移動させたいという人以外は、推奨通り「内部ストレージ」に設定しておいた方がいいでしょう。
【まとめ】自分に合ったFireタブレット用SDカードを選ぼう!
Fireタブレット用のSDカードの選び方は、以下の通りです。
Fireタブレットを普通に使う場合なら64GBのSDカードで十分ですね。
ただ、動画をたくさんダウンロードしたり、漫画や雑誌をたくさん買う予定の人は、128GBのSDカードを購入しておきましょう。
どちらがいいか迷ったら、安くしたい人は64GBを選ぶといいですし、お財布に余裕があるなら128GBを買っておいた方が安心かなと思います。
64GB microSDカード | 3,040円 |
128GB microSDカード | 4,930円 |
いろんなSDカードが使えますが、やはりMade for Amazon認証取得されている方が安心なので、Fireタブレット用なら「Sandisk」のmicroSDカードがおすすめですよ。