数あるFireタブレットの中でも最高上位機種にあたる、Fire HD 10タブレット。
価格が安いことが売りのFireタブレットの中では一番価格が高い機種でもありますが、意外と人気もあるので気になっている人も多いと思います。
でも、本当に買う価値があるのかどうかわからなくて、購入を迷っている人もいるのではないでしょうか。
ここでは、Fireタブレット最高機種であるFireHD10について詳しく説明しているので、ぜひ購入の参考にしてみてくださいね。
FireHD10タブレットでできること・メリット
まずは、FireHD10タブレットでできること・メリットを見ていきましょう!
お手頃価格である
FireHD10タブレットは、定価15,980円なのでそんなに高くはないタブレット端末です。
下位機種であるFire 7は5,980円、Fire HD 8は9,980円ということを考えると高いお値段ですが、iPadは4万円近くするのでそれに比べれば圧倒的に安いですよね。
1万円台でそれなりのスペックのタブレットを買えるのは、やっぱり強いです。
性能が良いタブレットがほしいけどiPadは高くて買えない…と思っていた人でも、Fire HD 10なら入手しやすいでしょう。
大画面で楽しめる&Amazonユーザーに最適
FireHD10タブレットは、大画面の10.1インチです。iPadに近いサイズですね。
フルHD対応なので画像も綺麗だし、バッテリーも長持ちするので意外と使えます。
持ち運びできるサイズではないので家用にはなってしまいますが、大画面で楽しみたい人にはピッタリですね。
また、FireHD10はAmazonユーザーに最適なタブレット端末です。
このようなAmazonサービスが使えるタブレットなので、これらの機能をメイン使いしたいならFireHD10はおすすめですよ。
普段からAmazonをよく使うAmazonユーザーならピッタリです。
逆に楽天ばかり使う人や普段Amazonを全く利用しない人は、選ばない方がいいでしょう。
電子書籍も読める&カラーも読める
FireHD10タブレットは、電子書籍を読むのにもピッタリです。
FireHD10はkindleアプリを使って、漫画や雑誌などの電子書籍を読むことができるんですよ。
しかも、FireHD10はカラーでも電子書籍を楽しめます。
Kindle Paperwhiteなどは白黒でしか読めないのですが、FireHD10ならカラーでも読めるのがうれしいですね。
最近ではカラーの漫画も増えてきていますし、カラーの電子書籍を楽しみたい人にはFireHD10はピッタリです。
ただし、やや重いので片手持ちで漫画を読むのは少々キツいかなと思いますね。
両手持ちで漫画を読んでもOKな人なら問題はありませんが、重さが気になる人は下位機種のFire HD 8の方がいいでしょう。
動画見放題も楽しめる
FireHD10タブレットは、動画見放題を楽しむのにもピッタリです。
Amazonプライム会員が利用できる「Amazonプライムビデオ」を楽しむ際には、FireHD10が最適ですね。
なんといってもFireタブレットの中では最高上位機種ですし、画質や音質は下位機種に比べて優れています。
持ち運びしにくいので外で動画を楽しむのには向いていませんが、家用として大画面で動画を楽しむのにはもってこいです。
音楽聞き放題も楽しめる
FireHD10タブレットでは、音楽の聞き放題も楽しめます。
FireHD10は、Amazonプライム会員が利用できる「Amazonプライムミュージック」も利用することができるのですが、音質は問題ありません。
デュアルステレオスピーカーがついているので、十分な音質で音楽を聞けるんですよね。
高級スピーカーとまではいきませんが、なかなか良い音質を楽しむことができるので、タブレットで音楽を聞きたい人にもピッタリです。
FireHD10タブレットのデメリット
次は、FireHD10タブレットのデメリットを見ていきましょう。
iPadほどの高機能はない
FireHD10はiPadよりはるかに安いものの、その分性能的には劣っています。
やはりiPadは4万円近くするだけあって、スペック的には最高であり、完成されたタブレットなんですよね。
iPadほどの機能を求めている人なら、やはりiPadを買うべきです。
とはいっても、FireHD10はFireタブレットの中で、最もiPadに性能的に近い機種であるのも事実。
iPadの代わりに安いタブレットがほしいけど、スペックもそれなりに良いのがほしい、という人にはFireHD10はおすすめできます。
また、iPadは高機能ですが、全部を使いこなせている人は多くないんじゃないでしょうか。
私もiPadを持っていましたが高機能はほとんど使っておらず、宝の持ち腐れでした。
WEB閲覧やSNS、電子書籍・音楽・動画視聴などのシンプルな機能だけで十分という人には、iPadは必要ないんじゃないかなとも思っています。
私の場合はiPadじゃなくFireタブレットで十分でしたね。
Fireタブレットの中で最もiPadに近い機種はやはりこのFireHD10なので、iPadほどじゃないけどスペック的に近いタブレットがほしい人は、Fire HD 10一択です。
アプリは多くない
FireHD10はアプリのラインナップが非常に少ないです。
FireHD10はGoogle PlayやApp Storeがなく、「Amazonアプリストア」でアプリをインストールします。
特にゲームはあまり多くはなく、自分のお目当てのゲームがない場合もあるんですよね。
ただし、主要なSNSであるTwitter、Facebook、Instagramなどはありますし、YouTubeも観ることができるので、最低限の機能で十分という人には問題ないでしょう。
ちなみにGPSは搭載されていないので、GPSが必要なmapやゲームも利用できないようになっています。
Google Playを使えるようにする方法もありますが、公式推奨されていないし、セキュリティ的にも良くないのでやめた方が良いですね。
持ち運びしにくい
FireHD10最大のデメリットは、大きいがゆえに持ち運びしにくいということ。
10.1インチのタブレットなので、気軽に持ち運びしづらいんですよね。
つまりFireHD10は、完全に家専用のタブレットになる可能性が高いということです。
もちろん、外出先にはスマホで十分、タブレットは家でだけ使うよ!という人なら問題ありません。
私も外にはスマホしか持って行かないことも多いですし、タブレットは家で使う頻度が多いですからね。
ただ、やっぱり「せっかくタブレットを買ったんだから外にも持ち運びたい」という人もいると思います。
特に、通勤中や通学中に電子書籍を楽しみたいという人は、タブレットで読みたいですよね。
そういう人は、FireHD10ではなく持ち運びしやすい、Fire HD 8を買うことをおすすめします。
Fire HD 8なら8インチ、縦20.2cm×横13.7cmなのでカバンにも入れやすく、外に気軽に持ち運びできて便利ですよ。
FireHD10タブレットと他モデルの比較
Fire 7 | Fire HD 8 | Fire HD 10 | |
価格 | 5,980円 | 9,980円 | 15,980円 |
サイズ | 7インチ | 8インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1024 x 600 (171ppi) | 1280 x 800 (189ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
重さ | 286g | 355g | 465g |
メモリ | 1GB | 2GB | 3GB |
容量 | 16GB/32GB | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
バッテリー | 最大7時間 | 最大12時間 | 最大12時間 |
Fireタブレットの他の端末との性能差は、上記のようになっています。
Fire HD 10はFireタブレットの中で最も上位機種であり、一番性能的に優れていますね。
Fire 7は安いですが低スペックだし、Fire HD 8はFire HD 10と比べれば性能はやはり劣ります。
Fire HD 10は一番画質も音質も良く、性能的には最も優秀ですね。
スペックが良いタブレットがほしい人は、やはりFire HD 10一択です。
ただし、画面が大きく持ち運びには向いておらず、なんといっても値段が少しお高めというデメリットもあるので、そこは自分のニーズに合わせて検討してみてください。
もう少し安価で、外出先にも持ち運べるFireHD8を買うという選択肢もアリですよ。

FireHD10とFire HD 10 Plusの比較
Fire HD 10 | Fire HD 10 Plus | |
価格 | 15,980円 | 18,980円 |
サイズ | 10.1インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1920 x 1200 (224ppi) | 1920 x 1200 (224ppi) |
重さ | 465g | 465g |
メモリ | 3GB | 4GB |
容量 | 32GB/64GB | 32GB/64GB |
バッテリー | 最大12時間 | 最大12時間 |
Showモード | なし | あり |
FireHD10とFire HD 10 Plusの違いは、「Showモード」があるかないかです。
Showモードとは、タブレットをEchoShow(Alexa)のように使える機能のこと。
Fire HD 10 Plus専用のワイヤレス充電スタンドに置き、Showモードにすると全画面モードに切り替わり、まるでEchoShowのように使えるんですよ。
EchoShowを持っていなくてほしかった人なら、Fire HD 10 Plusを買ってEchoShowとして使うのも良いですね。
ワイヤレス充電にも対応しているのはやはり便利ですし、タブレット機能とShowモード機能(Alexa)を兼用できるのは強みです。
しかし、FireHD10とFire HD 10 Plusの金額差は3,000円。
しかも、ワイヤレス充電用スタンドは別売りなのでさらに高くなってしまいます。
ワイヤレス充電スタンド付きだと22,980円になるので、7,000円差になってしまいます…そうなるとかなり高く感じますよね。
しかも今、Fire HD 10 Plusのワイヤレス充電スタンドは販売停止しているので入手できず、いつ販売再開になるかわかりません。
ワイヤレス充電スタンドがなくても代替品を使えばなんとかなりますが、正直ちょっと購買意欲が落ちてしまいますよね。
ワイヤレス充電スタンドがないなら嫌だなという人は、タブレットのみのFire HD 10を選んでおいた方が良いでしょう。

FireHD10タブレットとiPadの比較
タブレット端末の代表格であるiPadですが、FireHD10とどちらがいいのでしょうか?
比べてみると性能的にはやはりiPadの方が優れており、綺麗な動画や画像を楽しめます。
本体の高級感もあるし、いろんなアプリをインストールできて多機能なんですよね。
お財布に余裕があるなら、iPadを買うのも選択肢の一つです。
ただやっぱり、デメリットはそのお値段。なんといっても高すぎます。
iPadは4万円近くするので、気軽に購入できないのがネックなんですよね。
購入後は雑に扱えないので、気楽にタブレット端末を使いたい人にも向いていません。
価格で決めるなら、やはりFireタブレットが良いと思います。
どちらがいいか悩んでしまう人は、
このように決めるといいでしょう。
ただほとんどの人は、高機能なiPadは必要ないんじゃないかな…?と思いますね。
私もFireタブレットで使える機能ばかりiPadで利用していて、つまりiPadじゃなくても良かったわけだったので。
私のように、iPadを買っても持て余している人は結構多く、Fireタブレットで十分だったという声はよく聞きます。
Fireタブレットをまず使ってみて、イマイチ物足りなかったらiPadを買ってみるというのもアリかもしれませんね。
Fire HD 10ならiPadに近い性能がありますし、1万円台で買えるので、まずは試してみるのも良いと思いますよ。
【まとめ】FireHD10タブレットはなかなかの高性能!
Fire HD 10タブレットは、まあまあのスペック端末をそこそこのお値段で入手できる、かなりお買い得なタブレットです。
このような人にならFire HD 10はおすすめできます。
旧Fire HD 10は性能的にあまり良くなかったのですが、新Fire HD 10になってかなりハイスペックになったのでお買い得ですよ。
高性能で大画面なのに、15,980円で買えるのだからすごいですよね。
他機種も気になる人は、以下の選び方を参考にしてみてください。
特に人気が高いのはやはりコスパの良いFire HD 8ですが、自分のニーズに合ったタブレットを選ぶのが一番大事です。
スペック重視なら、やはりFire HD 10がおすすめですよ。
Fireタブレットの徹底比較 | ||
Fire 7 | Fire HD 8 | FireHD10 |
Fire HD8 Plus | Fire HD10 Plus | |
Fire 7キッズモデル | Fire HD 8 キッズモデル | FireHD10 キッズモデル |